余白を読む。

気になることを、なんとなく書いています

「List Finder」の機能追加はどうなのか?

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3月6日にマーケティングオートメーションツール「List Finder」が
大幅に機能を追加したとのことでさっそくチェックしてみました。

1.名刺スキャン・データ化

これはList Finderからのお申込みが可能とのことになります。
いわゆる名刺のデータ化代行になります。

都内23区だと、訪問で対応してもらえるとのこと。
それ以外は郵送での対応になるので、インポートまで少し時間はかかります。

2.名寄せ・属性付与

インポートした顧客データに法人番号、URL、業種などの属性情報を付与し、
企業名を元に名寄せを行うとのことです。

ここはABMを意識した機能追加になっています。

付与される属性情報は以下になります。

会社名
所在地
電話/FAX番号
企業概要ページURL
代表者
業種
資本区分
従業員数区分
売上区分
上場区分
法人番号
※それぞれ2ヶ月ごとに更新とのこと。
※月/1,500件まで

3.アプローチ管理

有望な見込み顧客を絞ったリストを作成。
アプローチを行った履歴を蓄積・管理することができるようになるとのこと。
また、いろんな切り口からアプローチリストを作成し、
進捗や成果を可視化を行えるとのこと。

これは簡易的なSFAの要素になります。

4.メール配信機能の強化

HTMLエディタを搭載し、ドラッグ&ドロップでメール内に画像やテキストボックスの追加、
色やフォントの変更できるようになったとのこと。

また、A/Bテスト機能も追加しているとのこと。
配信レポートでも結果を比較して確認できる。

以上が追加機能になります。

まとめ

名刺のスキャン・データ化については、
要望が多かったのかどうかが、気になるところですね。
個人的には機能追加と呼べるものではない気がします。
これについてはあってもなくてもいい気がしますね。

名寄せ・属性付与についてはABMを行うにあたって、役に立つ機能かと。
ただ、月/1,500件までになるので、導入後3か月以上、付与に時間がかかりそう。
この機能はなくてもいいけど、あったら便利だよねって感じの機能かな。

アプローチ管理は、List Finderを使っていた企業の営業は、どうやって今まで
管理してきたのか、気になりますね。

メール配信機能の強化については、順当な機能強化な気がします。
ABテストについては、一部に配信してよかったメールを全体配信するのかなど、
ちょっとわからない部分はありますが。

ただ今回の機能追加については、メール配信機能強化以外は特に・・・
っていう印象を受けます。

このタイミングで料金プランに変更があるので、もしかしたら
サーバー代が結構圧迫しているのかもしれないですね。

個人的には目的が良くわからない機能追加という印象です。