余白を読む。

気になることを、なんとなく書いています

大局観を持つことも重要

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日々仕事を行う中で、タスクを処理して業務をしています。
そしてKPIを追って目標の達成を目指していますが、ふと何のための業務なのか、
何を目的としたKPIなのかを忘れて、ミクロな視点のみで物事を考えてしまっていると
思うことがと時々あります。

その時、大局観を持つことは重要だなと改めて感じています。

1.普段の仕事において

例えば営業であれば、年間の売上目標があり、それを分解して
月間の売上目標を設定しているのではと思います。

つまり年間の売上目標が「KGI」であり、
月間の目標が「KPI」になるかと考えています。

そして、KPIを達成するためにToDoとして訪問件数や
新規・既存の割合などを考えて行動をしていると思います。 f:id:falsa_de_me:20180306105301j:plain

週次でKPIに対する進捗状況の確認や予材について確認し、
そこで修正や改善を行って、KPIの達成に近づけようと行動しています。

これはすごく大切な行動であり、続けるべき行動でもあります。

ですが、訪問件数やKPIばかりに目を向けてしまうと
既存のお客様に対してのフォローが雑になったり、すぐに売上に繋がらない
お客様に対して、放置してしまうなど企業イメージを損なうことも十分にあります。

そうなると今年はいいかもしれませんが、3年後、5年後になると
それが大きな問題になることも考えられます。

2.大局観を持つこと

それを回避するために、大局観を持つことが重要と思います。

営業に限らず、多くの仕事においてKGIは今年という期間が設定されています。
ですが、そのKGIは3年後、5年後を見据えている経営層に近いレイヤーの方にとっては
KPIであり、KGIは別になります。 f:id:falsa_de_me:20180306105323j:plain

例えば3年後に100憶円の売上の企業にするであったり、
5年後には業界シェアを30%にするなどがあります。

今年という部分的なことにとらわれずに、3年後、5年後を見据えたときに
どのようにあるべきなのか良し悪しを見極め、どのような戦略をもって臨むべきなのかを
個々でも考えることが大切になってきていると感じています。

3.まとめ

常に大局観を持ち続けることは難しいことですが、月次のレビューの際にでも
振り返ることで、次の1か月をどのように行動するべきなのか、といったことにも
役に立つのではないかと思います。

そういった振り返りの習慣も大切にしてみてはと感じました。