余白を読む。

気になることを、なんとなく書いています

超メモ術とは、どんなメモ術なのか

f:id:falsa_de_me:20180214172630j:plain

こんばんは。 そるとです。

今日は参考になったメモ術について

メモ術に興味を持った理由

メモ術に興味を持ったのは、僕自身がすぐに忘れてしまうような人間だからです。 考えていたことが、ふとその時に気になったことに意識をとられて忘れてしまう、そんな経験がよくあります。

なにかを探していた時に、一枚の写真が出てきた。 「この時はこんな学生時代だったなー」なんて考えてしまったあかつきには なにを探していたのか忘れてしまっている。

買わないといけないものがあって出掛けたときに、すごくおいしそうな匂いのするパン屋さんの前を通り、 少し考えた後にパンを買うためにパン屋に引き返し、とても満足して家に帰ってしまった。

そのとき「なんで出掛けたんだっけ?」と疑問にはなったが、パンのおいしさと満足感にその疑問に 蓋をして、後日そういえばこれを買わないと、と改めて買いに行く。

そんなことが一度や二度ではないのが、僕です。 記憶にとどめるために、どんな方法があるか探していた中で辿り着いたのが「メモ術」です。

僕と同じような悩みがある人に参考にしていただければと思います。

今回ご紹介するメモ術は下記になります。 『100円ノート超メモ術』(著者:中公竹義さん)

超メモ術のルール1

どんなことでも、1冊のノートに書くこと。 これは僕もあることなのだが、メモを取るときにそこらへんにある紙に書いたりして そのメモを紛失することがよくある。 またノートを分けたりしてまとめると、どのノートに書いたのかを忘れることもある。

それがノートを絞ることで、メモを取ることに迷いがなくなる。 僕はノートは綺麗に取りたいと思ってしまいますので、ノートを分けたくなったり 余白を埋めたくなったりしてしまいますが、余白を埋めてしまうと追記できなくなってしまい、 同じことを違うページに書いて、それに追記するということをよくしていました。 前後の文脈がないと理解できないことや、関連性がわからなくなったりするので追記する際は どのような意図があってそれを追記したのかをわかりやすく記入すると思います。

この超メモ術では基本見開き1ページに対して、1案件のみを書くことを意識する。 1ページに複数の事柄を書くと、どこに、なにを書いたのかがわからなくなります。

これはルール3で説明しますが、この超メモ術は検索できることが強みになります。 それを活かすためには見開き1ページに対して1案件がいいのではないかと思います。

ノートを1冊にすることでどこにメモを書いたか忘れる心配はありません。 ただ、ノートを持っていくことを忘れる心配はありますが・・・。

超メモ術のルール2

書き終えたら、当該見開きページの右下角をちぎること。 これは僕もよくあることですが、空白ページを探すのに時間がかかることがあるため。 空白ページを探している間にメモする内容を忘れることはないが、やはり煩わしいものはあると思います。

ほんの一手間でその煩わしさが解消されるのは、すごく便利です。 メモをするために空白ページを探す、その時間がどれぐらいになるのかはわかりませんが、 「塵も積もれば山となる」ではありませんが、それなりの時間になると思います。

ただ手でちぎるときたなくなるので、はさみで切ってしまいます。 そこは少し利便性の悪いやり方をしてしまってます。

超メモ術のルール3

書き終えたら、インデックス(項目名)と検索マークをつけること。 このルールは超メモ術の中で一番画期的だと思っているルールです。 最終ページにインデックス(項目名)を書いておき、メモも取った際に左のページにインデックスの 該当する行を少し塗りつぶす、というものである。

言葉で説明すると、すごくわかりにく説明にはなってしまうので、超メモ術から 画像を引用させてもらおうと思います。

このインデックスのもう一つの特徴としては、簡易的な分析機能もついていることです。 塗りつぶすことで、どのインデックスについてよくメモを取っているのかが視覚的に把握することができます。 本書では営業ノートの例に説明しています。

例えばクライアントA、B、C社があったとして、訪問議事録をメモ術にて取っていた際は どのクライアントによく訪問して、どのクライアントにあまり訪問できていないかを把握することができる。

この分析に関しては量を指標にしなければいけないという点はあるものの、使い方によっては すごく便利な機能だと思います。 分析を前提にインデックスを少し工夫しないといけないかもしれませんが・・・。

ルールはこの3つだけである。

超メモ術のノートの作り方

表紙の角をカット

素早く空白ページを開くために、まず表紙の角をカットする必要がある。

これをしなければ表紙をめくってから、空白ページを開く仕様になるために少し時間がかかる。 見た目は少し気になるかもしれませんが、最初だけだと思いますのでまずは基本を大切しましょう。

裏表紙に切り込みを入れる

これはインデックスを素早く開くための仕組みである。

どのページにどんなことを書いたのかを最大限に把握するために、この仕組みは欠かせない。

まとめ

この超メモ術のオススメはインデックス機能です。 一度この超メモ術ノートを作ると、パラパラとめくることがクセになってしまいます。 僕は今までメモを取っても見返すことはあまりありませんでした。 それはメモを記憶にとどめるというよりも、考えをまとめる、はきだすといったように メモをとっていたのが強いのではないかと思います。 なのでこの超メモ術でのインデックスをつけての検索には、今までの使い方との違いや 視覚的に分析できるという点はすごく参考になりました。 また、余白を残すことの重要性は改めて感じました。

この超メモ術のデメリットとしては、デジタルとの相性がそこまで良くないという点です。 参考資料などはEvernoteにまとめていることが多いので、それを一度超メモ術のノートに まとめなおす必要性が出てきます。 これは人それぞれの使い方による部分があると思いますが、メモを頭の整理や思考するために している方はそうなるのかと思います。

僕は書きながら考えをまとめたり、新しい考え方が浮かんだりするので 1つのメモにまとめること、インデックス機能はすごく使い勝手が良かったです。 あとはデジタルとどのようにうまく融合させるか、それは今後の僕の課題と思っています。

メモの取り方で困っている人は参考にしていただければと思います。